[現代版]絵本 御伽草子 鉢かづき
青山 七恵/庄野 ナホコ
講談社
2015年12月10日頃
概要
ひとりぼっちで野を放浪した、あの自由な日々に帰りたい。珍奇な鉢をかぶせられ野に捨てられた姫君は、孤独な放浪の果て、美男の貴公子に求婚されるがー。
ステータス
読んだ
ことみさんの感想・評価
御伽話を題材にした好きな漫画にも登場したキャラクターだったのであらすじは知っていたが、想像よりかなり現代的に書かれていて読みやすかった。 御伽話に出てくる妻を亡くした後の父親の態度は大体最悪だが、この話も例外ではなかった。夫の本質を見抜いていた鉢かづきの母親はこれからどんどん美しくなっていく娘の将来を案じて外せない鉢を被せたのだろうか。外せない鉢で苦労も多かったけれど、鉢を被っていなければ生涯得ることが出来なかっただろう自由を一時でも手に入れることが出来たのでプラマイゼロなのかなと思いつつ、一度自由を知ってしまったあとの籠の鳥生活は辛いだろうなとも思う。
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