恋狂ひ
宇佐美 まこと
角川春樹事務所
2021年05月14日頃
概要
友人と旅行代理店を経営している四二歳の鞠子は、十一歳年下の男と付き合っているが結婚する気はない。そんな彼女が、亡父から相続した元遍路宿の古民家を訪れ、そこで古い日記を見つける。四国遍路で果てる覚悟の女が戦前に書いたと思われる旅の記録を読み、自身も女の生と性に揺れる鞠子はこの遍路日記に飲み込まれるようになり…。
ステータス
読んだ
フゥさんの感想・評価
男女の情の話かと思いきやそこはやっぱり。ラストに向けて段々恐ろしくなっていくがスピード感があり読む手が止まらない。 誰にも共感できない。 女性という性のどこまでもいやらしく貪欲な感じがこれでもかというほどに書かれている。 人は一度は狂うくらい何かを欲することがある。後で振り返るとなんでるあんなにも執着したのか不思議に思うけれど。
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