フゥ嘘
嘘

嘘

北國浩二

PHP研究所

2015年03月08日頃

概要

息子を事故で亡くした絵本作家の千紗子。長年、父・孝蔵とは絶縁状態にあったが、認知症を発症したため、田舎に戻って介護をすることに。父との葛藤と息子の死に対する自責の念にとらわれる千紗子は、事故によって記憶を失った少年の身体に虐待の跡を見つけ、自分の子供として育てることを決意する。「嘘」から始まった暮らしではあるものの、少年と千紗子、孝蔵の三人は、幸せなひとときを過ごす。しかし、徐々に破局の足音が近づいてきて……。  切なさが弾ける衝撃の結末ーー気鋭のミステリ作家が描く、感動の家族小説。

ステータス

読んだ

フゥさんの感想・評価

家族になるのは血でもなく家族でいるという意志だって言っている人がいたけど、まさにそうだ。意志。そして嘘をつくことも意志。そしてその嘘を守ることは自分の意思を守ること。最後の一文が泣く。そしてそこに何よりも強い意思を感じる。

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