たまゆら
あさの あつこ
新潮社
2013年10月29日頃
概要
人の世と山との境界に、夫の伊久男とひっそり暮らす老女、日名子。雪の朝、その家を十八歳の真帆子が訪れた。愛する少年が、人を殺めて山に消えたのだという。彼を捜す真帆子に付き添い、老夫婦は恐ろしい山に分け入ることに。日名子もまた、爛れるほどの愛が引き起こしたある罪を、そこに隠していたのだー。山という異界で交錯する二つの愛を見つめた物語。島清恋愛文学賞受賞。
ステータス
読んだ
フゥさんの感想・評価
まさか、日名子にあんな過去があるとは。その業を、一緒に背負い罪を一緒に償おうとしている人がいる。これほど心強いことはない。そして、そう思えるほどの存在に出逢えた喜びと慄き。
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