モノクロの夏に帰る
額賀 澪
中央公論新社
2022年07月20日頃
概要
海の向こうでは、戦争で毎日人が死んでいる。そして遠くない将来、日本からは戦争を経験した人がいなくなる。自分のことで精一杯の私たちは、こんな重い事実を受け止めなければいけないのだろうか。セクシャルマイノリティの書店員、保健室登校の女子中学生、家族にコンプレックスを持つテレビマン、アメリカから来た高校生と、福島から来た高校生。古い写真に秘められた記憶が解凍されるとき、若い彼らの心も動き始めるー
ステータス
読んだ
のりポンさんの感想・評価
自分には戦争の本にコメントする資格はないと思っている書店員、他とは違う理由で「戦略的」に保健室登校をする中学生、終戦記念日特番を担当することになった番組制作会社の社員、アメリカ人と日本人を両親に持つ高校生。それぞれ違った事情を抱えた人たちが、「戦時中の写真をAIを使ってカラー化した写真集」に出会ったことで、改めて戦争に向き合い、「戦争はしてはいけない」を超えた答えを探す。 8月になるとなんとなくモヤモヤしてしまう人、今なお世界のあちらこちらで起こっている戦争や紛争に対して、うまく気持ちを言葉にできない人、読んでみてください。
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