失われたものたちの本
ジョン・コナリー/田内 志文
東京創元社
2021年03月11日頃
概要
母親を亡くして孤独に苛まれ、本の囁きが聞こえるようになった12歳のデイヴィッドは、死んだはずの母の声に導かれて幻の王国に迷い込む。赤ずきんが産んだ人狼、醜い白雪姫、子どもをさらうねじくれ男…。そこはおとぎ話の登場人物たちが蠢く、美しくも残酷な物語の世界だった。元の世界に戻るため、少年は『失われたものたちの本』を探す旅に出る。本にまつわる異世界冒険譚。
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コメント
物語好きなら、大人の方も今からでも読んだほうがよいです。引用▽ 「物語は、命を吹き込まれる時を夢見ながら、睡っているのです。誰かが読みだすと、物語は変わりはじめます。人の想像力に根を下ろし、その人を変えてゆくのです。物語は読んでほしがっているのよ、と母親は囁きました。読んでもらわなくちゃいけないの。だから物語は、自分たちの世界から人の世界へとやってくるのよ。私たちに、命を与えてもらいにやってくるの。」