サラダ記念日
俵 万智
河出書房新社
2026年04月07日頃
概要
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日ー“与謝野晶子以来の革命的情熱歌人”とうたわれた、鮮烈な第一歌集。なにげない日常や恋心を、みずみずしい口語表現で詠ったその歌の新しさは、文学の世界に衝撃を与えるだけでなく、社会現象にまでなった。教科書にも掲載され、今なお愛され続ける大ベストセラー!
ステータス
読んだ
こうたろうさんの感想・評価
ゆっくりと、なんども反芻したくなるような心地良さ。 なんというか、あまりにも身近な温かさに驚いた。 「ハンバーガーショップの席を立ち上がるように男を捨ててしまおう」 「『嫁さんになれよ』だなんて缶チューハイ二本で言ってしまっていいの」 「電話から少し離れてお茶を飲む聞いてないよというように飲む」 「あなたにはあなたの土曜があるものね見て見ぬふりの我の土曜日」 「ふんわりと並んで歩く春の道誰からも見られたいような午後」 「一年ののちの私の横顔は何を見ている誰を見ている」 「思い出す君の手君の背君の息脱いだまんまの白い靴下」 「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」
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