ひ壁
壁

壁

安部 公房

新潮社

1993年02月

概要

ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。自らの帰属すべき場所を持たぬ彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつる。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。そして…。独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作。

ステータス

読んだ

ひさんの感想・評価

お昼寝のときに見る寝た気のならない悪夢みたいで、でもなにか確実なものを含ませているような、童心のようで俯瞰で見られる大人のような!

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