プラチナデータ
東野 圭吾
幻冬舎
2012年07月
概要
国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺された。神楽龍平はシステムを使い犯人を検索するが、そこに示されたのは彼の名前だった! エンターテインメント長篇。
ステータス
読んだ
まるちゃんさんの感想・評価
DNAをテーマに、 〇DNAを駆使しながら犯人を見つけだす主人公と、昔ながらに足で犯人を見つける刑事のやりとり。 〇天才数学者が作ったDNA捜査のプログラムがなぜか、犯人を特定できずに NF(Not found)と表示されてしまう未完全なシステム。 〇亡くなった被害者の耳には必ず火傷の跡があるという謎。 〇何より、手を下した覚えがないのに犯人だと疑われる主人公。 これら全てのストーリーや謎が後半のページをめくるにつれ、次々と伏線と謎が解明されていくのがとても爽快感だった。我々の国もいずれDNAを管理するようになるのだろうか、なんならもうなっているのかなと考えてしまう。 DNAで運命が決まるのではなく、自らが取捨選択したものが遺伝子に組み込まれていくものだと本作を読んで思った。
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