澄コンパートメントNo.6
コンパートメントNo.6

コンパートメントNo.6

ロサ・リクソム/末延弘子

みすず書房

2025年07月14日頃

概要

ソ連崩壊直前のある春の朝、モスクワからウランバートルへ向かうシベリア鉄道が出発する。憧れのソ連に留学してきたフィンランド人の寡黙な少女と、家族をのこして建設現場へ向かうロシア人の饒舌な出稼ぎ夫。寝台列車の同じ部屋(コンパートメント)に偶然乗りあわせた二人の旅を描く。 共通点のない二人は食事や酒をともにし、無数の集落や町や工場地帯を通過し、ときに途中下車をして各地に住まう人びとや動物と出会いながら、針葉樹林と雪に覆われた巨大な大陸を横断しつづける。 そこでは「すべてが動いているーー雪、水、空気、木、雲、風、町、村、人、思いが」。車窓をみながら少女が祖国の家族やロシアの小説、モスクワにいる親しい人びとのことを考えるうち、列車は目的地に近づき、二人の下車も迫る……。 著者はフィンランドでその年最高の文学に贈られるフィンランディア賞を本書で受賞した。13ヶ国語に翻訳されたロードノベルの、待望の邦訳。

ステータス

読んだ

澄さんの感想・評価

4日間かけて読了。読み終わると旅が終わってしまったようにも感じられて寂しくなった。 列車に揺られながら移っていく景色と共に、少女と男の間に流れる空気も変わっていく。作中で名前の出た音楽を聴きながら、自然と情景を思い浮かべていた。もっと国や歴史について勉強してからまた読み直したい。

この本を読んだ人の感想

「コンパートメントNo.6」の感想・レビューをもっと見る

ショップ

Amazon楽天

空羽(くぅ)のコンテンツをアプリでチェックしましょう

澄

あなたの感想も、読書仲間へ

ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。

澄のコンテンツをアプリでチェックしましょう