差別の教室
藤原 章生
集英社
2023年05月17日頃
概要
人の心に貼りつく差別の「種」は、いつ、どこで生まれるのか。死にかけた人は差別しないのかー?新聞社の特派員としてアフリカ、ヨーロッパ、南米を渡り歩いてきた著者は、差別を乗り越えるために、自身の過去の体験を見つめ、差別とどう関わってきたか振り返ることの重要性を訴える。本書では、コロナ禍の時期に大学で行われた人気講義をもとに、差別の問題を考え続けるヒントを提示。熟練のノンフィクション作家が世界を旅して掘り下げる、新しい差別論。
ステータス
読んだ
エビさんの感想・評価
筆者の海外駐在時の体験に基づく話が多く、実感を伴っていてよかった。 国籍、性別、人種 などで一括りにした一般論によって、相手を勝手に理解しようとするが、そういった理解は的外れであることに気づく必要がある。 そういったことに気づくためには、属性ではなく「個」をみて、様々な「属性」がその人を構成するほんの一部でしかないという気づきくことを、実体験の中で自分の中に積み上げていくしかないのかなと思った。
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