74恐怖
恐怖

恐怖

アーサー・マッケン/平井呈一

東京創元社

2021年05月19日頃

概要

アーサー・マッケンは平井呈一が最も愛した怪奇小説家だった。二十代の頃、友人から借りた英国の文芸雑誌で「パンの大神」に出会った平井青年は、読後の興奮収まらず、夜が明けるまで東京の街を歩き回ったという。戦後その翻訳紹介に尽力、晩年には『アーサー・マッケン作品集成』全六巻を完成させた。太古の恐怖が現代に甦る「パンの大神」のほか、大戦中に英国の或る地方を襲った怪事件の顛末を描く中篇「恐怖」などの七編に、作品集成の解説すべてを併載。

ステータス

読んだ

74さんの感想・評価

怪奇小説作家アーサー・マッケンの作品集。本書には収録はないが『弓兵』の逸話でも有名だろう。 表題の『恐怖』はもちろんのこと『白魔』や『輝く金字塔』など粒揃い。特に有名な『パンの大神』はこれを読んだラヴクラフトが『ダニッチの怪』を書いたのであり後にクトゥルフ神話に逆輸入されている。ドールやアクロなどの単語の発明者でもある。

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