Nのために
湊かなえ
東京創元社
2010年01月
概要
「N」と出会う時、悲劇は起こるー。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。すべては「N」のためにー。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。
ステータス
読んだ
メモ
究極の愛とは「罪の共有」だ。 母親に痣をつけられた。その行為の理由は、愛しているから。
19さんの感想・評価
母親から受けた愛と言う名の行為。現実世界では「かわいそうな子」と同情しかされないが、美しい文章で紙に綴れば、愛だと言ってもらえるのだろうか。 歪んだ愛。 自分の知らない世界ではこんな愛もあるのかと。 いけないけど、きっとある気もする。
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