neco人種差別主義者たちの思考法
人種差別主義者たちの思考法

人種差別主義者たちの思考法

イブラム・X・ケンディ/山田美明

光文社

2023年11月21日頃

概要

「ブラック・ライブズ・マター」運動の影響で生まれた、人間の思考法を覗き込む、反人種差別のための「人種差別思想」とは、ある人種グループをほかの人種グループより劣っている、あるいは優れていると見なす考え方を指す。アメリカ社会では、政治・経済・文化的な利己主義から生まれもすればときに「性」が誘導し、また「宗教」や「科学」が追従することで、黒人を「劣った人種」であると見なし続けてきた。その差別の正当化はいかなる論理づけをもって行われてきたのか。アリストテレス、ヘーゲル、リンネ、ヴォルテールら著名な学者の理論から、リンカーン、ケネディ、ニクソン、オバマら政治家の言動、そして一般大衆や黒人自身までを対象として複雑に絡み合うその歴史を描く、アメリカ人種差別問題の決定版!2016全米図書賞ノンフィクション部門受賞。

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コメント

自分がどの程度社会的特権を持っているか、全ての人が認識すべきと改めて思わされた。自身の特権性に基づく既得権益を維持したいと思うのことは、短期的な視点で考えれば自然のことであると思うだけに、それを手放してまで全体最適を求めるメリットを示すことでしか公平性は実現しないのか。差別構造はわかったが、是正のためにどう働きかけるのが効果的なのか、もう少し勉強したい。

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