タイトルだけを見ると何言ってるんだろう、気持ち悪いと思いますが、彼が彼女を助けたいと心から願った時の想いです。結末はびっくりでしたが、悲しく、そして2人の間に楽しい時間があったのが嬉しかったです。
元の読書記録を見る君の膵臓をたべたいの感想・レビュー
住野よる
双葉社
ISBN: 9784575519945
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
主人公の名前が一切示されていないにも関わらず、物語が進んでゆく。「僕」と「彼女」の関係が素敵。
元の読書記録を見る主人公の名前が最後の方まで明かされないまま、物語が進んでいきます。名前が明かされた時には、登場人物たちの会話の意味がわかって少しスッキリしました! 主人公は自己完結型の人で、他者と線を引いてるように人との関わりを避けてきた性格です。自分を、他者を不快にさせたり傷つけるくらいならばひとりでいた方がいい...という考えを持っていました。 そんな主人公が、とある出来事からクラスメイトの人気者である女の子と、行動を共にすることによって自身の考え方が変わっていきます。あっけらかんとした性格の女の子ですが、主人公とは違い人との繋がりや関わりを大事にしているようです。 私が、この本の中で好きな言葉は彼女が言った言葉なのですが、「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいて鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。それが、生きる」人と関わることで、初めて自分を認識できる。それが生きていることだと、当たり前のように毎日を過ごしていても、実は凄いことなんじゃないかと思いました。 主人公のような人と向き合うのが怖い気持ちも共感できたり、女の子の言葉にはっとさせられながら読了しました。
元の読書記録を見る住野よるのデビュー作『君の膵臓を食べたい』です。 他人に興味を持たず孤立して生きる男子高校生と、膵臓の重い病で余命いくばくもないクラスメイトの少女が過ごした、秘密の時間を描いた等身大の青春物語です。 物語の語り手である僕は、他人と関わることを避け、小説の世界に引きこもって生きていました。ある日、僕は病院の待合室で『共病文庫』と手書きで題された一冊の文庫本を拾います。それは、クラスで一番明るく人気者の少女・山内桜良が、自身の膵臓の病気と余命を隠して書き綴っていた闘病日記でした。 桜良の病気を知る唯一の人物となった僕ですが、過剰に同情したり騒いだりせず、いつもの淡々とした態度を保ちます。桜良はその態度に救いと興味を感じ、死ぬまでにやりたいことに僕を付き合わせるようになります。こうして、二人の秘密の関係が始まります。 桜良は、病気であることを親友の恭子にも隠していました。彼女に知られれば泣かせ、気を使わせてしまい、これまで通りの日常が壊れてしまうからです。僕だけが、彼女に病気を持つ患者としてではなく、ただの日常を過ごす普通の少女として接してくれる貴重な存在でした。 二人は休日にお出かけや焼き肉に行ったり、一泊二日の福岡旅行へ出かけたりします。高級ホテルでカードゲームを楽しんだりもします。僕は少しずつ桜良に心をひらくようになっていき、桜良もまた、彼を愛していきます。 しかし、二人の親密な関係を面白く思わない桜良の元カレから僕が暴力を振るわれたり、恭子から警戒されたりなど、トラブルも生まれます。 病状が悪化し入院することになった桜良を、僕は度々見舞います。退院の日が決まり、桜良は退院したら、二人で海へ行こうと僕を誘います。退院当日、約束の場所で僕は桜良を待ち続けていましたが、約束の時間を過ぎても彼女は現れませんでした。 山内桜良は病院を出た直後、街中で通り魔に刺され、命を落としていたのです。僕は大きなショックを受け、彼女の葬儀にも参列できず、部屋に閉じこもってしまいます。 数日後、意を決した僕は桜良の家を訪ねます。彼女の母親は僕を温かく迎え入れ、桜良が遺した『共病文庫』を渡してくれます。日記を開いた僕は、そこに書かれた彼女の本当の想いを知ります。桜良は周囲の望む明るく強い私を演じることに必死でした。しかし、僕といる時だけは、ありのままの自分を受け入れてもらえたこと。そして、他人と関わらずに一人の世界で生きられる強い僕を、羨ましく思っていたことが記されていました。 日記の最後には、僕に宛てた遺書のメッセージと、「君の膵臓を食べたい」という言葉が残されていました。桜良の想いを知った僕は、彼女の母の前で生まれて初めてボロボロと大声をあげて涙を流します。 最後に僕が桜良に送ったメールも「君の膵臓を食べたい」という一文でした。 桜良の死後、僕は彼女の親友だった恭子と向き合い、少しずつ他人と関わる一歩を踏み出します。また、僕の本名が志賀春樹であることが明かされます。恭子と春樹がともに桜良の墓参りに行くところで話は終わります。 昔の日本には、「病気になった臓器を食べると、その病気が治る」という民間信仰がある、という設定があったそうです。 主人公の「僕」は、膵臓の病気で余命わずかな桜良からその話をされます。そこから「君の膵臓を食べたい」という言葉が、二人の関係を象徴するものになっています。でも、そこには深い意味があり、桜良にとって「膵臓」は、単なる臓器ではなく、自分の命そのものです。 そして「食べる」という言葉には、「あなたの中に入りたい」「あなたの一部になりたい」「あなたに私を残したい」という意味がこの作中では込められているのだと思います。それゆえ、最後に春樹が桜良に打ったメールも同じ文章になりました。 大ベストセラー青春小説ですが、今はこういう小説が溢れてしまって。先駆けのような感じで捉えています。
元の読書記録を見る初めて買った小説、 シンプルに泣いた 映画より小説派がオススメです!
元の読書記録を見る大学生の頃、友達の家で号泣しながら読了。 特に好きなのは手紙の件。あれで泣かない人っているのかな?
元の読書記録を見る恋愛小説をあまり読まない私ですが恋愛小説という類ではなくシンプルにとても感動できる一冊です。 タイトルは何のことなのかさっぱりですが読み終えるとこのタイトルにまた感動します。
元の読書記録を見る感動。
元の読書記録を見る数少ない泣いた本のひとつ。 5回以上は読み返した。 手紙のとこが泣いちゃうよ〜🥹 私はあそこまで明るい感じじゃないから 新鮮だった。 福岡めっちゃ行きたい。 もつ鍋食べたいしラーメンも食べたくなる。
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