基本的に上座部仏教の教えを主とした不安や後悔の取り除き方や、般若心経の考え方の話。その中でも徳に関する話には興味を引くものが何個かあった。現在良い事が起こり感情が高ぶっている時は徳を損なっているということ、逆に悪いことが自分の身に起こっている時は徳を積んでいるということ。ブッダは悪行をすることは苦に繋がることだと説き、同時に好いことが起こることも苦に繋がるのだと説いた。これにとても納得した。般若心経の考えとして悪行をしてしまった時には、苦を取り除くために経を唱えることで精神統一をし、心の中の妄想を減らし不安や後悔の念を取り除くという考えだと初めて知った。本文中に出てくる [困ったことは起こらない]などとてもためになる考え方や経験談を学べた。
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高田明和
PHP研究所
ISBN: 9784569812007
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