お医者さんの書く小説、文章ってどんなのか知りたかったから買ってみた。 医療に関連する描写は多分この業界にいる人しか出来なさそうな表現になっていたので買った時の目的は達成できた。 物語も難解じゃなくて理解しやすいし、タイトル回収も秀逸だなと思った。 良かった。
元の読書記録を見る禁忌の子の感想・レビュー
山口 未桜
東京創元社
ISBN: 9784488025694
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
少しセンシティブな内容になるが後悔しない一冊。 冒頭から読み始めると一気に世界観に引き込まれる。医療の用語なども多数出てくるのだから読者を置き去りにしない素晴らしい文章構成。段落ごとに続きが気になっていく。 この段落の区切り方も秀逸で最後まで読み終えて気持ちよかった。
元の読書記録を見る後半になるに連れてかなり重たい内容のサスペンスであったが、最後に本のタイトルの意味が分かったときは衝撃を受けた。医療や不妊治療の倫理観などについても考えさせられる。
元の読書記録を見る最初は医療用語ばかりで意味がわからなかったが、読んでいくうちにすごく深く、切なく、怖い話だなと思った。 妊娠治療は良くも悪くもいろんな歴史があって、その技術を発展させるのも作り出すのも医者や親側の勝手だが、それの影響を一番受けるのは子供で、その結果も全部簡単ではないし、複雑という言葉では抑えきれないものがある。 その中でも今回の物語での件はすごく残酷で聞くに耐えないものがあった。 医療とミステリーの本格的な話でただの物語では済まないものを感じた。現医者が書いているらしいが、結末への繋がりと謎解きが本当に天才的だった。
元の読書記録を見る禁忌の子をタイトルにするのはよくわかるし、読む手を止められなくなるのも理解! 被害者の一言で、そう言うとこかってピースが揃った感じがしておもしろかった。 トリック?部分に関してはもう一度読み返してみたい。ちょっと不思議な部分が残ってしまった。 しかし、改めて考えると、なんで禁忌なのかがわからなくなるな。
元の読書記録を見る自分と瓜二つの遺体。兄弟はいないはず。他人の空似にしてもにすぎている。始めに思っていたのと違った。君だったんだね禁忌の子は。
元の読書記録を見るあなたの感想も、読書仲間へ
ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。
ブックミーアプリをダウンロード