唯川恵2作目。 セシルは主人公の意思が自分に向いていて、他人との闘争心もあるけど、徐々に自己実現を果たして行くところが惹かれた。 この作品は「仕事と家庭、女はどちらに生きる方が幸せか」というテーマで、仕事に生きる乃莉子と家庭に生きる薫が、表向き仲良くしつつ牽制し続けている。 良くも悪くも、誰しもが抱く劣等感や優越感をリアルに描いていて、私はそのリアルさにちょっと重たい気持ちになってしまった。 「こうはならないよう、自分のありのままを幸せと感じよう」という自戒はできた。
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唯川恵
光文社
ISBN: 9784334742881
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