こんなにも、感情を揺さぶられる本はこれまで無かった。 今まで読んできた小説ものなどは、主に自分と同じ性別の登場人物へ感情移入して自分の感覚とシンクロさせるばかりだったが、この作品の2人の主人公である男女の登場人物のどちらにも深く感情移入するというのは初めての体験だった。 2人の抱えている悩みや、お互いの想いのすれ違いが非常にリアルな描写で、読み進むにつれて感情の昂ぶりが止まらなくなってしまうほどだった。 「畢竟(ひっきょう)」という初めて出会う言葉の意味を調べたあの数年前のやりとりを思い出し、そういうことだったのかという気付きとともに、それによって過去を変えるという実体験が出来たのもとても良かった。 この本を贈ってくれた、親愛なる、心優しい、美しい友人に心から感謝します。
元の読書記録を見るマチネの終わりにの感想・レビュー
平野 啓一郎
文藝春秋
ISBN: 9784167912901
読者の感想・読書記録
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なんとも言えないずっと浸っていたいような世界観だった。音楽、詩、映画などの要素がたくさん含まれていることでそれらの作品を通して感情がより鮮明に伝わってきた。まだ自分はcヒャンとした恋をしたこtまだがないし、洋子らの年代の半分にも満たないがおそらく40代ならではの恋愛なのだと強く感じた。それぞれが歩んできた人生がそれなりに積み重なっていて、その上での恋愛がどのように運ばれていくのかどのように運ばれていくのか今日どの意を持って読むことができ意を持って読むことができた。ときの流れはとても残酷なのだと節々で感じつつも、どうしようもない恋心はそれをも乗り越えて行くのかとおもっtはそれをも乗り越えて行くのかとおもった。早苗は読者からすると2理の運命を引き裂いた張本人であり、恨めしく思ったが、実際には彼女のような人は五万といて自分も手段を選ばずという点では共感してしまう部分もあっt共感してしまう部分もあった。そういった意味で彼女はまだ成熟できておらず、私たちのような若い世代にはひどく現実味を帯びて感じられた。その分、洋子らの大人な部分が対照的に映し出され面白かった。
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