続編とともに、自分は何を大事にして生きていきたいのか、考えさせられる一冊だった。 「狂気も死も、人間という存在が成立するぎりぎりの外縁に漂う宇宙ですよ。」 自分もその外縁まで歩いていけるのか…。 やはり誰しも、自分の死、他人の死について考えるのは怖いことで。 夏川先生の描く主人公は、周囲の人からよく、感情を揺らさず冷静沈着な人間と評価される一方で、内面では家族への思いやりが深く、患者さんに献身的に尽くしている、非常に人間味のある人だ。主人公を支えているのは、きっとさまざまな知識と、考えることをやめないことなのだろうか。 ロールモデルにしたい人だなと思った。
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夏川 草介
水鈴社
ISBN: 9784164010068
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