作家の女の子の話だった。主人公が書く小説の話と、この小説の境目があやふやで新感覚な読み心地だった。主人公が書く小説は、自分の大学生時代を思い出すような感じでこの世界に生きていたら本を買っているだろうなと思った。 主人公の職場であるゲームセンターをはじめとした主人公の周りの描写になんとなく閉塞感というか、日常の退屈さみたいなのを感じた。多分主人公も同じ気持ちなんだろうなと思うと同時に同じ感覚の人がいる嬉しさを感じた。なんとなく、自分とこの主人公は幼さ的な部分で似ているだろうなと思った。同じ幼さを持つ者として、今後も小説家として売れていってほしいと思う。
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高瀬 隼子
文藝春秋
ISBN: 9784163917610
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