信じられないくらい面白かった。 全く繋がりの見いだせないような散り散りになったエピソードたちが、お互いにぶつかり合って、それぞれの動きに影響を及ぼしていく様子。そして散らばった世界がどんどん収束する構成は圧巻。 「同士少女よ、敵を撃て」の時もそうだったけど、タイトル回収が天才的でものすごく好み。 全体的に「正義と不正義」「善良と悪」をテーマにした話であり、社会全体に対するメッセージ性も感じられた。 記憶を消してもう一度読みたい作品。 「強者を減点法で採点する多くの市民が、こいつら減点できないと判断したとき、最後に嫌う要素は何かわかるか?『完璧さ』だよ」 「根拠のある自信は、ときに根拠ごと倒れる。だが根拠のない自信は無敵だ。- 俺は俺だ。だから自信がある。」 「台の上のすべてを把握しようというのは傲慢だし、自分の打つボールが波及するという意識をもたない人間には、ゲームに参加する資格はない。だが、だれかがそれを打たなければならない。」
元の読書記録を見るブレイクショットの軌跡の感想・レビュー
逢坂 冬馬
早川書房
ISBN: 9784152104113
読者の感想・読書記録
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面白い。 最初の方をちゃんと仕込み期間だと思ってしっかり読んでおいた方が面白いかもしれない。
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