SF短編集。 全体的にどこか拙さを感じるものの、それが返って作品に味を出している。唯一無二の世界観だ。本格的なSFなのに全く硬くない。むしろ柔らかで哲学的で内省的だ。読みづらさを感じる話もあるが、総じて面白いと思った。 なかでも「共生仮説」や「スペクトラム」が好きだ。さらに飛躍した物語が待っていそうな広がりを感じる話だった。
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キム・チョヨプ/カン・バンファ/ユン・ジヨン
早川書房
ISBN: 9784150415334
読者の感想・読書記録
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短編集。よく考えたらSFを小説で読んだのは初めてだったのかも。 翻訳文学ならではの、日常と離れた感じを思わせる質感は、それだけじゃなくて、SFならではでもあったのかも。 大きな感動や刺激はないけど、なるほど、、と思わせるし、難しすぎない世界観で全て映画化してほしいと思うような、現実世界でも見てみたいものがたり。 キム・ボラ監督による『スペクトラム』の映画化が楽しみだな。
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