本当にこれが1960年代の作品なのか…!?と度々思った。それぐらい文章が活き活きとしていて、かつ平坦。 いやいや本当は1990年くらいの作品なんじゃないの、読みやすすぎるよ〜!と思って調べたら本当に1963年発行。青空文庫にまでなっている……。 切れ者で男前の栄二は、あらぬ罪を着せられ、自暴自棄に陥る。その果てに触れる人情は、時に冷ややかで、時に暖かく、いずれにせよまだ若い彼の『これから』に灯りをともしていく……。その傍らには、不器用で優しいさぶという友人がいた。 読み終わって清々しい気持ちになった。 これからも読み続けられる名作だと思う。とにかく触れやすく、すっと心に染み入る名文の数々に接することができる。
元の読書記録を見るさぶの感想・レビュー
山本 周五郎
新潮社
ISBN: 9784101134109
読者の感想・読書記録
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栄二とさぶの友情を描いた物語。 栄二視点でしか物語は展開しないし、さぶなんてそれこそサブキャラ的なくらい目立たない。それなのにタイトルがさぶの違和感。。だが最後に「さぶーーー」と叫びそうになるほど、さぶがさぶしてて好き。語彙力2 こんな小説があるから、読書ってやめられないんだよなーって思ったとても人間くさい作品。
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