本の感想・レビュー
或る女

或る女の感想・レビュー

有島 武郎

新潮社

ISBN: 9784101042053

読者の感想・読書記録

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やかずさん

「因果応報」「自業自得」 読んでいる最中、そして読み終えて、主人公のわがまま美女、葉子に対して何度も反芻した四字熟語2つ。 アメリカ行きの船内で、美貌全盛期の葉子が田川貴婦人(モデルは鳩山総理夫人らしい)にマウントをとるも、 作中後半、これから衰える自分と反比例で美貌絶頂を迎える妹に嫉妬心から強くあたり癇癪起こす伏線回収や、 葉子に惚れているのをいいことに実業家に送金だけさせ、連絡しない天罰として 病に侵される等、 キリスト教と関係が深い有島武郎ならではの 、宗教道徳?のような構成が散見された。 無粋を承知で補足すると、 不倫に使われた作中の紅葉館は、現在の東京タワーであり、当時に思いを馳せて読むと違った楽しみ方もできるかも知れない。

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やかずさん

「因果応報」「自業自得」 読んでいる最中、そして読み終えて、主人公のわがまま美女、葉子に対して何度も反芻した四字熟語2つ。 アメリカ行きの船内で、美貌全盛期の葉子が田川貴婦人(モデルは鳩山総理夫人らしい)にマウントをとるも、 作中後半、これから衰える自分と反比例で美貌絶頂を迎える妹に嫉妬心から強くあたり癇癪起こす伏線回収や、 葉子に惚れているのをいいことに実業家に送金だけさせ、連絡しない天罰として 病に侵される等、 キリスト教と関係が深い有島武郎ならではの 、宗教道徳?のような構成が散見された。 無粋を承知で補足すると、 不倫に使われた作中の紅葉館は、現在の東京タワーであり、当時に思いを馳せて読むと違った楽しみ方もできるかも知れない。

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