audible で読了。タイトルだけで甘々の恋愛小説なのかと思ったが、予想と違いました。 途中語り手が変わったけど、特に二人が絡んでいく方向ではなく、一人称の使い分けの難しさを感じました。
元の読書記録を見る恋とか愛とかやさしさならの感想・レビュー
一穂 ミチ
小学館
ISBN: 9784093867399
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
「男女の考えの違いだから仕方ない」とそんな言葉では片付けられず、読了後は男女で温度差を感じる話題な気がする。 性犯罪がテーマだと思いきや、ルッキズムや心理的虐待、不倫など現代を象徴する問題がちりばめられていた。その鋭い描写はさすが一穂ミチさんという感じがする。 フィクションと思えないほどリアルでいつ誰がひらくと同じ状況になってしまうか分からないという脆く不安定な現代において「正しく生きる」ことの難しさを考えさせられた。 自分が新夏の立場だったら、犯罪者になった婚約者を許せるのだろうか。自分ならどうするのだろうか。と悶々と思いながら読み進めていた。 私も「なぜ、してしまったのか」という理由が知りたい。分かりたいと思ってしまったので、新夏の気持ちがよくわかった。 いつもなら手に取らないようなディープな話題だったが、色々なことを考えさせられる一冊となった。
元の読書記録を見るこういう目線で見たことはなかったなと。 加害者目線も、婚約者目線も。
元の読書記録を見る主人公を取り巻く一人一人の価値観にちょっとずつオエッとなるところがあって、それが自分の生きる現実とリンクする。自分の生活における……特に女性という側面の、オエッとなる部分を、ギリギリゲロじゃない美しさで書く妙がこの小説にはある。 一穂ミチさん好きだなぁ。
元の読書記録を見る発売と同時に買ったけどもったいなくてなかなか読めなかった一冊。やっと読みました。 婚約者が盗撮で逮捕された新香の複雑な心情だけじゃなくて、加害者である啓久の人生が、一瞬の出来心で犯した犯罪によって完全に変わってしまう様子も丁寧に書かれている。 新香の考え方はとても優しくて、どうにかして啓久を理解しようとする姿が痛々しくもあり。一方啓久の苦悩は自業自得と言ってしまえばそれまでだけど、そんな簡単なものでもなく、どんな形でも犯罪を犯した場合一番大きな罰は刑罰ではないのだなと思わされる。 男性視点も女性視点もとても心情描写が丁寧で、一穂ミチさんの作品をもっともっと読みたくなった。
元の読書記録を見る登場人物それぞれに「いやぁそうだよな」って共感できて苦しくなりました。 愛すること信じることってなんなんでしょう。 自分だったらどうするのか 考えさせられました。 本当読めて良かったです😌
元の読書記録を見る登場人物のそれぞれの背景が見えて、感情移入が止まらなかった。自分だったらどうするか考えさせられた。最後が何となくスッキリしなくてまだ続きを読みたいと思った。
元の読書記録を見る直木賞受賞ということで手に取ってみた 自分には、登場人物に共感出来る部分があまりなく 淡々と読み進めてしまった
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