10代の頃のしがらみ、もはや今となってはしがらみとは呼べないくらいのちっぽけなものだったりするのだが、このように等身大で渦中にいる人たちの目線で書かれてしまうといまだにガッツリ疲れる。追体験。タイムスリップ。 もう高校生の倍くらい生きてしまっているけど、当時の痛みはずっと消えないし憧れていたものには一生憧れている。
元の読書記録を見る桐島、部活やめるってよの感想・レビュー
朝井 リョウ
集英社
ISBN: 9784087468175
読者の感想・読書記録
ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。
「本当は、世界はこんなにも広いのに、僕らはこの高校を世界のように感じて過ごしている。」 本当に人間の微細な感情のゆらめきを捉えて、言語化するのが上手い。神がかってる。 大人になればなるほど、あの頃の世界は狭かったのだと思えるけれど、それでも、あれだけ狭いからこそ光の明暗が強く感じられたのは事実なんだよなと考える。
元の読書記録を見るきらきらして、ざらざらして、じゃりじゃりしていた17歳。既に子ども達も、その年齢を過ぎて、そろそろ孫がそんな年頃に差しかかろうとしているのに。やっぱり昨日のことのように想起される。でも、2作目は読む値打ちあるんかねぇ❓
元の読書記録を見る中学校の頃のあのもゾっとした感情が懐かしかった。みんなこんな感情抱えてるよねってちょっとホッとした部分もある いつか自分の子供が中学生になったら読ませてあげたいなと思った
元の読書記録を見る桐島が部活に出ない事で、5人それぞれの日常に少しのずれがおきる。ちょっとずつリンクする。 目立つ生徒には目立つ生徒なりの、目立たない生徒には生徒なりの思いがあって、もやもやして、悩みなさそうなこの子も内側では色々考えていることがあるのだろう。当たり前だけど。 17歳の特権。あの頃の空気が思い出される。
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