本の感想・レビュー
恋に至る病(1)

恋に至る病(1)の感想・レビュー

斜線堂 有紀

KADOKAWA

ISBN: 9784049130829

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

薄雪さん

小学生の宮嶺望は転校生としてクラスにやってきたが、クラスのヒロイン的存在・寄河景に助けられ、クラスに馴染むことに。その瞬間から2人は親密になる。景は、やがて滑り台から落ちて眼瞼に傷を負う。望が「どんな景でもきれいだよ」と慰めた時、彼女から「宮嶺は私のヒーローになってくれる?」と問いかけられた瞬間、望の人生の運命が決まる。 始まる同級生によるいじめ、絶世の美少女寄河景からの誘惑、そして自殺教唆ゲームブルーモルフォ。不穏な物語の始まりです。 表紙に惹かれてこの本を手に取った時、ここまで凄惨な話になるとは思いませんでした。 筆者の斜線堂有記紀さんは、あとがきでこう書かれています。寄河景のことを「誰1人として愛さなかった化け物か、ただ1人だけは愛した化け物か」と。 わたしはただ1人だけは愛した化け物だったと思います。望の消しゴムを隠し、虐めを誘導し、彼だけはどうしても支配下に置きたかったのだろうなって。

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