時子の夫の須永中尉は戦争で両手両足を失い、耳や口、鼻を欠損してしまい、時子とは鉛筆を口で咥え書くことで意思疎通を図ることしかできない片輪者。そんな夫を時子は献身的に甲斐甲斐しく生活を支えていた。 この表紙の本から読んだわけじゃなかったので最初、芋虫みたいな人を想像してみても解像度の低いものしか思い浮かばず…この表紙をみて惨いなと想像力が少し上がりました。 時子の心のうちと行動や夫の野生的なのに人間らしさもまだある描写に対して時子への少しばかりの共感と、夫への不気味な部分を読んでいて感じました。面白かったし、江戸川乱歩の奇妙なお話大好きです。
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江戸川 乱歩/丸尾 末広
KADOKAWA
ISBN: 9784047260856
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