本の感想・レビュー
果てしなきスカーレット

果てしなきスカーレットの感想・レビュー

細田 守

KADOKAWA

ISBN: 9784041156636

読者の感想・読書記録

ブックミーに投稿された公開の読書記録です。感想はそれぞれの読者の意見です。

薄雪さん

細田守さんの最新作『果てしなきスカーレット』 叔父の クローディアス によって、スカーレットの父は殺されます。スカーレットは復讐を誓うものの、クローディスを殺そうとする計画は失敗します。代わりに毒薬を飲まされたスカーレットは目が覚めると 《死者の国》 にいることに気付きます。 この死者の国は荒れた世界で、人々が奪い合い、暴力が渦巻いています。 この国でスカーレットは再び復讐を決意し、クローディアスを追う旅に出ます。 旅の途中で、クローディアスの刺客である騎士団長コーネリアスと戦う最中、彼女は 聖という青年と出会います。聖は現代日本からこの世界に来た看護師で、人に敵対せず、誰にでも優しい性格をしています。 彼の協力もあり、コーネリアスを倒す2人。聖はコーネリアスを治療してあげます。スカーレットは聖の優しさに反発を覚えますが、成り行きで行動を共にするようになります。 2人は砂漠で、盗賊の一団に襲わるキャラバンを見ます。聖はキャラバンを助けようとしますが、果たせません。その時龍が現れて、盗賊を薙ぎ倒します。わけがわからぬままも、助けようとしてくれた2人をキャラバンはもてなしてくれます。その邂逅を通じて、復讐に満ちていたスカーレットの心は少しづつほぐれていきます。 一方でクローディアスは、《死者の国》で誰もが夢見る“見果てぬ場所”を見つけ出し、我がものにしようと民衆を扇動し、支配していました。
またスカーレットが復讐を果たすために自身を探していると聞きつけ、彼女を虚無とするために刺客ヴォルディマンドを差し向けます。 スカーレットと聖はヴォルディマンドとと闘い、彼を倒します。ヴォルディマンドからはスカーレットの父の遺言が「許せ」出会ったことを聞きます。2人はヴォルディマンドを釈放します。次に、宰相ボローニアスと息子レアティーズ、ギルデンスターンとローゼンクランツが新たな刺客となります。 スカーレットと聖は、クローディアスを見つけ出すために、“見果てぬ場所”を目指していきます。戦いの中で、ギルデンスターン、ローゼンクランツを2人は倒します。また、ボローニアスとレアティーズは、コーネリアスとヴォルディマンドが倒してくれました。 目的地にたどり着いた2人は、そこから天空に上がり、見果てぬ場所にたどり着きます。そこでスカーレットはとうとうクローディアスに会います。クローディアスは2人を追い詰めますが、天空から現れた龍に倒されます。 混乱の中、聖は現代において、通り魔に殺されていたことを思い出します。スカーレットは消えていく聖のために生きていくことを誓います。  スカーレットは王宮の中で目を覚まします。目覚めるとクローディアスは誤って毒杯を飲み、死んでいました。スカーレットの母、クローディアスの愛人となったガードルードも狂っていきます。 目覚めたスカーレットは王国を継ぐことになります。皆のために良い国を作るために生きていくことを誓います。聖のためにも。果てしなき旅の始まりです。 とても読みづらい話でした。 死者の国のエピソードやが唐突すぎるんですよね。あと見果てぬ場所も意味がわからない。クローディアス以下の敵役が皆死者の国にいる理由もわからないし。 映画はまた違うのでしょうけれど、小説版は突拍子もない感じでした。

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