どうして死んじゃうんだろう?
細川貂々
晶文社
2024年08月23日頃
概要
「死」を探ろうとする模索の旅に、おつき合いください。 決して後悔はさせません。 ──釈徹宗 大切なあの子が死んじゃった。 どうして死んでしまったんだろう? 死をどう受け止めたらいいんだろう? ……その悲しみのなかから、著者は歩き出した。 釈迦の高弟「あなん」と、著者の分身「テンテン」を進行役に、仏教の教えからはじまり、ソクラテス、イエス・キリスト、オマル・ハイヤーム、宮澤賢治、エリザベス・キューブラー・ロスなど、古今東西の賢者の声を聴く、死をめぐる思索の旅がはじまった。心をゆさぶる、生と死のものがたり。 “彼女はまだ25歳でした。25歳って、まだまだこれからいろんなことができた。もっと楽しいこともたくさん経験できた/「どうして死んじゃったの?」という言葉が頭の中をぐるぐる回り続けました。いろんなことを考えてたどりついたのが「本を書こう」でした。死についての涅槃経と他の賢者の人たちが説いた死を組み合わせて、死ぬことってどういうことだろう?という本を書こうと思いました。(「あとがき」より)” 【目次】 1 どうして死んじゃったの? 2 死んだらどこに行く? 3 人はモノゴトがちゃんと見えてない 4 手の中にかくしてるもの 5 自分自身をよりどころにする 6 大事なことを聞きのがす 7 本当に死んじゃうの? 8 これが最後の機会だよ 9 死ぬってどういうことかを知る旅に出る 10 死とはわからないもの──ソクラテスの考察 11 死とはいったん待つこと──イエス・キリストの復活 12 死とは合格すること──オマル・ハイヤームの四行詩 13 死とはひとりで行くこと──宮澤賢治の銀河鉄道 14 死とはちがう世界に行くこと──エリザベス・キューブラー・ロスの魂の蝶 15 私たちはどうしたらいいのか あとがき 1 どうして死んじゃったの? 2 死んだらどこに行く? 3 人はモノゴトがちゃんと見えてない 4 手の中にかくしてるもの 5 自分自身をよりどころにする 6 大事なことを聞きのがす 7 本当に死んじゃうの? 8 これが最後の機会だよ 9 死ぬってどういうことかを知る旅に出る 10 死とはわからないもの──ソクラテスの考察 11 死とはいったん待つこと──イエス・キリストの復活 12 死とは合格すること──オマル・ハイヤームの四行詩 13 死とはひとりで行くこと──宮澤賢治の銀河鉄道 14 死とはちがう世界に行くこと──エリザベス・キューブラー・ロスの魂の蝶 15 私たちはどうしたらいいのか あとがき
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けさんの感想・評価
如是我聞 ―私はこのように聞きました― 仏教のお経は「ブッダ様はこう言っていた」でなく、「私はこう聞いたのだ」と主観で話すことが多いそう。ブッダが亡くなり失意の底にいた弟子の阿難(あなん)は、ブッダの教えを「思い出」として語ることで、死の悲しみを乗り越えたのかな。生きている人がその人を忘れない限り、その人は生き続ける。 『どうして死んじゃうんだろう?』という問いに対して、旅を終えても答えや納得は得られない。 けどこの疑問を主人公と一緒に考えることができた。そして主人公も結局は腑に落ちてない辺り、「あ、別にそれでいいんだよね。」と少し救いにはなったかな。 自分はいい年して未だに死ぬことが怖くて夜寝れなくなったりするんですよね…。自分の死を想像した時は勿論、面識のない人の訃報を聞くだけでも悲しくてたまらなくなる。それだけ今の人生を楽しいと思えてるってことなのかな。
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