け測りすぎ
測りすぎ

測りすぎ

ジェリー・Z.ミュラー/松本裕

みすず書房

2019年04月27日頃

概要

多くの人が漠然と感じているのは、業績評価が問題の本質を外れ、文脈を奪い、人間による判断の微妙さを軽視して、システムのメカニズムを知っている者だけの利益になっている、ということだ。本書は、この傾向がどこから来るのか、なぜこの傾向が非生産的なのか、なぜわれわれがそれを学ばないのか、をはっきりと説明している。…あらゆる管理職が読むべき本。 ティム・ハーフォード(エコノミスト。『まっとうな経済学』) 「測定基準の改竄はあらゆる分野で起きている。警察で、小中学校や高等教育機関で、医療業界で、非営利組織で、もちろんビジネスでも。…世の中には、測定できるものがある。測定するに値するものもある。だが測定できるものが必ずしも測定に値するものだとは限らない。測定のコストは、そのメリットよりも大きくなるかもしれない。測定されるものは、実際に知りたいこととはなんの関係もないかもしれない。本当に注力するべきことから労力を奪ってしまうかもしれない。そして測定は、ゆがんだ知識を提供するかもしれないーー確実に見えるが、実際には不正な知識を」(はじめに) パフォーマンス測定への固執が機能不全に陥る原因と、数値測定の健全な使用方法を明示。巻末にはチェックリストを付す。

ステータス

読んだ

けさんの感想・評価

ハチャメチャに面白い! 読んでいて「カンニングで実力以上の点を取っても後々自分を苦しめるだけだよ」って小さい頃学校の先生から言われたのをふと思い出した。 大人になると自分を実力以上に見せる事が皮肉にもビジネススキルとされてしまうこともあるんですよね… そんな評価体系の「虚無」をバッサリ切ってくれて爽快な反面、(とは言っても今さら捨てきれねえよ…)と悲しい気持ちにもなれてしまう最高の一冊。

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