自分以外全員他人
西村 亨
筑摩書房
2023年12月01日頃
概要
真っ当に生きてきたはずなのに、気づけば人生の袋小路にいる中年男の憤りがコロナ禍の社会で暴発する! 純粋で不器用な魂の彷徨を描く第39回太宰治賞受賞作。
ステータス
読んだ
けさんの感想・評価
映画『JOKER』の日本版のような作品。今の日本でこれを映像化したら危うい人結構いるんじゃないかな…。 自分が柳田に共感できたかはともかく、自分も一歩間違えれば柳田になりうるんだろうなと思うと、彼を途中で見捨てることが出来ずにページを進めざるを得ないのが辛かった…。 この本にイライラできる人は幸せだと思う。 逆に辛い過去を経験した人や、不幸せな今を過ごしている人は、自分と柳田を重ねながら読んでしまい、他人事ではいられなくなるのでは。 書きながら思ったけど、そういう意味ではオススメしてはいけない本なのかも。
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