薄雪荒野の戦士
荒野の戦士

荒野の戦士

栗本薫

早川書房

1979年10月

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ケス川に身を投じたグイン、スニ、リンダ、レムスの4名はイシュトヴァーンに助けられて、身をケス川河畔にひきずりあげられていた。スタフォロス城に戻り、イカダにてケス川を下ろうとする5人。ケス川河畔からは謎の白い騎士が5人の動向を見つめていた。 白い騎士はやがてスタフォロスの隣にあるアルヴォン城に辿り着く。騎士の正体はモンゴール大公の一人娘にして右府将軍のアムネリスであった。アムネリスは、不審な5人連れを追う様にアルヴォン城城主リカード伯に命じる。 やがて追っ手は、グイン一向に岸辺沿いに追いつく。追っ手の声かけを無視していた一向だが、ケス川の生物ビッグマウスとリングワームに襲われ、イカダは転覆する。 その報を聞いたアムネリスは、500人の騎士と魔導士ガユスを連れて一向を追うためにケス川の対岸のノスフェラスに歩みを進める。 一方、5人はケス側の対岸に辿り着き、スニの勧めに従い、スニの部族ラクを目指そうとしていた。 行き先の道柄、イシュトヴァーンはグインの覚えていた言葉ランドッグという名前の船を見たことがあると告げる。また、その船の船首には美しい女の胸像が飾ってあったことも。 夜間に一行はアムネリスたちに追いつかれる。その際、イシュトヴァーンはスニを連れて脱走する。アムネリスはグイン、リンダ、レムスの手首を縄で括り、連れていく。 アムネリスたちはノスフェラスにて夜を明かすが、その際ノスフェラスのサンドワームに襲われる。その隙をついて、イシュトヴァーンは3人を連れて脱走する。脱走の最中、リンダは生きて帰れたらクリスタルパレスの聖騎士侯にイシュトヴァーンを任命することを約束する。 5人は逃げ続けるが、すぐにアムネリス一向に追いつかれる。その時スニがラク族と族長ロトーを連れて加勢にきて、グイン一向は助かる。 グインは圧倒的な力でモンゴールの騎士たちを捩じ伏せていく。イシュトヴァーンはゴーラの赤い獅子アストリアスと一騎討ちをするが不利と見てグインに代わってもらう。グインはアストリアスをあっというまに下してしまう。グインとラクの村人たちはラクの村を目指す。 その時、モンゴールが1万5千に及ぶ大軍で追いかけてきたとがわかる。グイン一向は先を急ぐが、イドの谷が目の前に立ち塞がる。

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