闘争領域の拡大
ミシェル・ウエルベック/中村 佳子
河出書房新社
2018年02月06日頃
概要
今一度思い出してみてほしい。あなたが闘争の領域に飛び込んだ時のことをー。「自由」の名の下、経済とセックスの領域で闘争が繰り広げられる現代社会。自意識の強い顧客、列車の女子学生、同僚の馬鹿女、薄着の看護師…。愛を得られぬ若者二人は出口のない迷路に陥っていく。『素粒子』『服従』ほかベストセラー作家、魂の原点。
ステータス
読んだ
MHXさんの感想・評価
現代フランス文学の旗手ということで難解かと思ったが、読みやすかった。読み始めてまもなく「風の歌を聴け」とのシンクロニシティを感じた。ストーリーが平凡で展開も単調で、断続的な読書になった。が、後半、同僚が事故死し、主人公が譫妄症になったあたりから引き込まれるものがあったので、一気読みしていたら、より面白かっただろうと後悔した。
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