MHX本を読めなくなった人たち
本を読めなくなった人たち

本を読めなくなった人たち

稲田豊史

中央公論新社

2026年02月09日頃

概要

著者による『映画を早送りで観る人たち』の待望の続編! 〈倍速視聴〉から見えたコンテンツ消費における〈コスパ〉〈タイパ〉という欲望は、 読書においてはどのように作用しているのか。 本作では、「本を読めない人たち」への徹底取材をはじめ、 テキスト受容を取り巻く読者と出版社/ウェブメディアの現状をリポートする。 一体「本を読めなくなった人」は何を考えているのか。 2010年代以降、本が読まれないことが当たり前になるなか、 ほとんどフォーカスされてこなかった。 生の声を取材することで、現代社会のメディア状況への考察を深めていく。 【目次】 プロローグ 第1章 ニュースを無料で読む人たち      --無料ウェブメディアの行き詰まり 第2章 本を読まない人たち      --〈わかりみ〉と〈おもしろみ〉 第3章 本と出合えない人たち      --無料抜粋記事と電子書籍の限界 第4章 本屋に行かない人たち      --聖域としての書店 終 章 紙の本に集う人たち      --読者と消費者

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読んだ

MHXさんの感想・評価

7/25 読了。長文読解は特殊能力。日本人の6割が月に一冊の本を読まない。Web記事で読まられるのは、人の不幸、エロ、マンガ、クイズ。本屋であてもなく本を探すのは貴族的ふるまい。読書は「ながら」ができないので、コスパが悪い。そもそも読書は、識字能力と書物へのアクセスという点で、特定層に限られた知的で経済的な特権だった。将来、読書はレガシー化する。読書ではなく動画で知識をつける時代。とても興味深い内容の本だった。

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