nnk多元宇宙(マルチバース)論集中講義
多元宇宙(マルチバース)論集中講義

多元宇宙(マルチバース)論集中講義

野村泰紀

扶桑社

2024年03月01日頃

概要

気鋭の理論物理学者が白熱講義。 最新のマルチバース宇宙論がわかる超入門編! 別の宇宙には“もう一人の自分”が無数に存在するかもしれない!? これまで多くのSF作品の中で「並行宇宙」や 「パラレルワールド」といった言葉で語られてきた概念が、 今、理論物理学の世界で真剣にその存在を議論されています。 そんな、いまや精密科学として確立されつつある 「マルチバース(多元宇宙)」とは何かを、 カリフォルニア大学バークレー校教授で、 素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論を専門とする著者が、 文系にもできるだけわかりやすく噛み砕いて解説しました。 まるで講義をそのまま聞いているような感覚で、 量子力学とニュートン力学との違いから、 超弦理論、インフレーション理論、ワインバーグの人間原理といった 最新の宇宙論のキーワードまでをざっくり把握。 マルチバース(多元宇宙)の考え方が理解できるようになります。 『スパイダーマン』『ドクター・ストレンジ』『エブエブ』……etc. これを読めば、あのSF作品の世界がより深く考察できるようになる!

ステータス

読んだ

nnkさんの感想・評価

これも超面白い!!!!!!! これまで観測されてきた事実が「上手くできすぎている」ことから、理論を展開していくといった切り口が面白かった。 永遠に膨張する空間の中で無数の泡が生まれていて、その泡の一つが我々が観測している宇宙であること、また泡を超えた先にあるのは過去だから、泡を超えて観測することはできない。つまり、実際に泡を超えて他の泡に行く、といった実験を伴ってこの理論を実証することはできない。一方で、泡を超えずとも、この宇宙から多方面で観測することで物差し的に泡を証明することができる、というような、「物理的にそこに行くことだけが科学的な証明ではない」ことは自分にとって新しい視点だった。確かに、考古学も実際に恐竜に会いには行けないけど、その痕跡を調べることで、こんな感じかな?と予測している学問だもんね。少し飛躍しているけど、愛や信頼など、目には見えない精神的な領域についても、実際に他者の心を覗き込むことはできないけど、行動や言葉など、表象している部分から観測することはできるなと、至極当たり前だけど、個人的にはノーベル賞並みの気づきを得られた。

この本を読んだ人の感想

「多元宇宙(マルチバース)論集中講義」の感想・レビューをもっと見る

ショップ

Amazon楽天

すずらんのコンテンツをアプリでチェックしましょう

nnk

あなたの感想も、読書仲間へ

ブックミーで読んだ本を記録して、感想を共有できます。

nnkのコンテンツをアプリでチェックしましょう