やかず白百
白百

白百

原 研哉

中央公論新社

2018年01月10日頃

概要

記憶の束から思いつくままに百の白を引き抜き、一葉ずつの白を味わってみたい。もはや白いという形容も希薄になるほどに。『白』から10年ー白を感じとるための100の実践。

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やかずさんの感想・評価

前版、「白」の続編的一冊。 仏教でいう、空(くう)や無に近似した概念を「白」と名づけた作者が、100のお題と「白」を掛け合わせ、網羅的に書き上げている。 100のテーマと「白」がどう結びつくのか、 目次を眺めながら、予想するのが楽しかった。 作者が狙ってなのか不明だが、 元ネタが分かる人には分かるように隠していない書き方が多く見受けられた、 ex.川端康成「夜の底が白くなった」、鴨長明「行く川の流れは」 そういった意味で、文章に書かれていない背景や教養を読み取って、二重に楽しむことができた。 どこからでも読めて、綺麗な美意識にアクセスできるので、深夜に読むと落ち着く。

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