厄除け詩集
井伏 鱒二
講談社
1994年04月10日頃
概要
そこはかとなきおかしみに幽愁を秘めた「なだれ」「つくだ煮の小魚」「歳末閑居」「寒夜母を思ふ」等の初期詩篇。“ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ”の名訳で知られる「勧酒」、「復愁」「静夜思」「田家春望」等闊達自在、有情に充たち漢詩訳。深遠な詩魂溢れる「黒い蝶」「蟻地獄(コンコンの唄)」等、魅了してやまぬ井伏鱒二の詩精神。四部構成の初の文庫版『厄除け詩集』。
ステータス
読んだ
やかずさんの感想・評価
花ニ嵐ノ例ヘモアルゾ、 サヨナラダケガ、人生ダ。 もう、この一文の訳を読みたいがために、手に取ったといっても過言ではない。 オカルト的なものとは、信じることとも、信じないこととも上手く付き合って行きたいと思っている自身だが、 4/9に満開の桜が雨で散る東京で、 ずっと忘れていたのに、前触れもなく「降りてきた」上記一文。 そして詩集を手に取り、この感想を投稿する流れ、、、 人生には理屈で説明できない何かが時折現れると感じられた一冊。
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