津軽
太宰 治
KADOKAWA
2018年06月15日頃
概要
昭和十九年五月、津軽風土記の執筆依頼を受けた太宰は、三週間かけて津軽地方を一周した。生家と義絶して以来、帰るのを憚っていた故郷ー。懐かしい風土と素朴な人柄に触れ、自らにも流れる津軽人気質を発見する旅は、「忘れ得ぬ人たち」との交歓の日々でもあった。やがて、旅の最後に、子守・たけと三十年ぶりに再会を果たし…。自己を見つめ直し、宿命の地・津軽への思いを素直に綴った名紀行文。
ステータス
読んだ
やかずさんの感想・評価
太宰治作品に、ハッピーエンドがあるとは知らなかった、、自身の太宰作品に対する無知と勉強不足を恥じた一冊。 太宰に言われるまでもなく、恥の多い生涯を送ってきたことか笑 いわゆる文豪と呼ばれる人物は、ルーツとなった土地の性質が、意識的も無意識的にも文章表現に乗るのだろう。。。 森鴎外なら津和野とドイツと東京、宮沢賢治なら岩手、そして太宰なら津軽。 郷土愛とコンプレックスが絶妙に混ざった紀行文的一冊。
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