現代語訳 方丈記
佐藤 春夫
岩波書店
2015年03月17日頃
概要
『方丈記』は、時代、政治の移り変わり、天変地異により翻弄され続ける、この世での人の命と栖のはかなさを、深い無常観を踏まえた上で隠者鴨長明が和漢混淆の雄勁な日本語で描いた中世随筆文学の代表作。日本人の精神性そのものを、緊張感溢れる、しかも流れる如き名文で表現している。文豪佐藤春夫の名訳で味わう。西行、長明、兼好の隠者の系譜を論じた小説、評論三篇を併せて収載した。
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やかずさんの感想・評価
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる試しなし。 夏目漱石「草枕」宮沢賢治「春と修羅」と合わせて、三大素晴らしい冒頭文。
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