狼の星座(2)
横山光輝
講談社
2005年03月
ステータス
読んだ
にゃにゃまるさんの感想・評価
小日向白狼氏による拳銃の本に、「モーゼル軍用拳銃はいい。何よりパーンという音がいい。」という記述があった。 当時子供であり、氏の経歴など何も知らない私にはちんぷんかんぷんどころか的外れな解説ではないかと思えたのだが、後に少年マガジンでこの作品を読んで氏の奇跡のような体験を知り、大人になって体験したことや想像できる範囲が広がって『実体験に基づく重み』をようやく理解できた次第である。 日本では馬賊王といえば檀一雄氏の「夕日と拳銃」の伊達順之助だろうが、友人となった中国人留学生に聞いたところ、「小白龍」は現在の中国建国に大きく影響を与えた伝説のような人物なのだそうである。映画『東北抗日義勇軍』の主題歌『小白龍』は一時は中国の国歌だったとか。 事実は小説よりも奇なりと言うが、こんなドラマチックな話がノンフィクションとは誰も思うまい。
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