まく子
西加奈子
株式会社 福音館書店
2016年02月25日頃
概要
小さな温泉街に住む小学五年生の「ぼく」は、子どもと大人の狭間にいる。ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしく、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。そんなとき、コズエがやってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「撒く」ことが大好きで、そして、彼女には秘密があった。信じること、与えること、受け入れること、そして変わっていくこと……。これは、誰しもに訪れる「奇跡」の物語。
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
浮気した父親のせいで、自分はそうはなりたくないと大人になるのを怖がる少年が、大人になることを受け入れていくお話。 悩み自体はもしかしたら思春期男子に刺さるかもしれないけど、大人になりたくないという悩みだけあって、二次性徴について生々しく書かれているところも多かったので、思春期の子が読むにはちょっと恥ずかしさを感じるかもしれないなと思いました。 小学生が主人公の割には出てくる考えが難しくて、そのあたりも児童書ではないんだなと思いました。 コズエが帰る場面はさみしくもけっこう好きだったけど、最後の転校生のオチはちょっと拍子抜けでした。
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