レジまでの推理
似鳥鶏
光文社
2016年01月18日頃
概要
荷ほどき、付録組み、棚作り、ポップ描きにもちろんレジ。お客さまの目当ての本を探したら、返本作業に会計、バイトのシフト。万引き犯に目を光らせて、近刊のゲラを読んで、サイン会の手配をして…、書店員って、いったいいつ寝るの?力仕事でアイディア仕事で客商売。書店員は日夜てんてこ舞い。しかも、彼らは探偵という特殊業務まで楽しげにこなしてしまうのです。渇いた現代社会の知のオアシス、本屋さんにようこそ!
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
ちょこちょこ出てくる注釈がおもしろかったので、作者さんは元書店員さんなんだとばかり思っていたら、あとがきでそうではないことが判明。あとがきが乙一先生っぽくておもしろかったです。 お話の方は、登場人物についての説明があまりないので、女性だと思って読んでいたら途中で男性だと分かったり、その逆もあったりして、イメージがつかみにくくて分かりにくかったです。…と思ったら、それが最後のエピソードで生きてきて、わざとだったのかなと少し驚きました。あまり好感が持てなかった店長さんへの意識も変わり、最後のエピソードがすごくよかったです。でもやっぱりもう少し登場人物のイメージを膨らませるヒントが欲しいかな。 本屋さんにふらっと行くのは好きだけど、金銭面と買ったあとの保管場所問題から普段は図書館派なのですが、本屋さんを守るためにももう少し本を買わなきゃなと思いました。
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