世界でいちばん透きとおった物語2
杉井 光
新潮社
2025年01月29日
概要
新人作家と敏腕編集のビブリオ・ミステリ。新人作家の藤阪燈真の元に奇妙な依頼が舞い込む。コンビ作家・翠川双輔のプロット担当が死去したため、ミステリ専門雑誌『アメジスト』で連載中の未完の作品『殺導線の少女』の解決編を探ってほしいというものだ。担当編集の霧子の力を借りて調べるうちに、小説に残された故人の想いが明らかになりーー。各種メディアで話題沸騰の新人作家と敏腕編集によるビブリオ・ミステリ第2弾!
ステータス
読んだ
チャロンさんの感想・評価
前作を読んだときに仕掛けにとても驚かされたので、それの2巻と聞いてどうなるのか本当に予想ができませんでした。手元に本が届いて真っ先にしたのは、前作と同じ仕掛けがあるかどうかです。 また前作も、題名と表紙の絵から、内容を爽やかな青春ものかなと思って裏切られたのですが、今回も清涼感どころか、作中作で暴力シーンや殺人シーンが書かれていて、そういうのが苦手な人が爽やかな話だと思って読んでしまったらキツいだろうなと思いました。 お話としてはおもしろかったし、作中作のまとめ方も概ね満足ですが、これが透き通った話であるというのは疑問です。無理に「2」としなくても、「世界でいちばん〇〇な物語」シリーズみたいにしてもよかったのではとも思いました。 まあ、「2」となっていたから興味を惹かれて読んだけど、全く別の題なら読んでいなかったかもしれないので、そういう意味ではこの題も成功かもしれないですね。
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