The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜
乙一/荒木 飛呂彦
集英社
2012年11月
概要
この町には人殺しが住んでいるー。町の花はフクジュソウ。特産品は牛タンの味噌漬け。一九九四年の国勢調査によると人口は五八七一三人。その町の名前は杜王町。広瀬康一と漫画家・岸辺露伴は、ある日血まみれの猫と遭遇した。後をつけるうち、二人は死体を発見する。それが“本”をめぐる奇怪な事件のはじまりだった…。乙一が渾身の力で描いた『ジョジョの奇妙な冒険』、文庫で登場。
ステータス
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チャロンさんの感想・評価
ジョジョは絵が苦手なので数えるほどしか読んだことありませんが、この本は大好きな乙一先生なので読んでみました。 ジョジョの奇妙な世界観を文章にすることって難しそうだけど、読んでみると、なんだか元々乙一先生の作品なのではないかと思えるような設定と仄暗さで驚きました。ジョジョと乙一先生の相性がいいのか、乙一先生の力なのか…それともマンガを小説にしたのではなく、マンガの設定を使って乙一先生が一から考えた小説なのかな? ネタバレ的な感想としては、人を殺しておいて普通に暮らせると思うな、みたいなことを言っている人たちが、犯人が死んでもおかしくないような攻撃をしていることに思わずツッコミを入れてしまいました。いくら自分の能力で治せるとはいえ、あんな場所であんな攻撃をしたら死ぬかもしれないということは予想できると思います。犯人のことは殺人犯扱いなのに、その犯人を殺してしまった自分たちのことはなんとも思わないのか?? そのあたりは原作のマンガを読んで登場人物たちの性格やこれまでの戦いなどをもっと知ると分かるのかもしれませんが。
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