うし影響力の武器[第三版]
影響力の武器[第三版]

影響力の武器[第三版]

ロバート・B・チャルディーニ/社会行動研究会

誠信書房

2014年07月10日頃

概要

社会で騙されたり丸め込まれたりしないために、私たちはどう身を守れば良いのか? ずるい相手が仕掛けてくる“弱味を突く戦略”の神髄をユーモラスに描いた、世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著。待望の第三版は新訳でより一層読みやすくなった。楽しく読めるマンガを追加し、参考事例も大幅に増量。ネット時代の密かな広告戦略や学校無差別テロの原因など、社会を動かす力の秘密も体系的に理解できる。 第1章 影響力の武器 カチッ・サー 思考の近道に賭ける 誰が得をしているのか? 柔 道 まとめ 第2章 返報性ー昔からある「ギブ・アンド・テイク」だが 返報性のルールはどのように働くか 譲り合い 拒否させた後に譲歩する 防衛法 まとめ 第3章 コミットメントと一貫性ー心に住む小鬼 一貫性のテープが回る コミットメントが鍵 防衛法 まとめ 第4章 社会的証明ー真実は私たちに 社会的証明の原理 死因は……不明(確なこと) 私のまねをしなさい……サルのように 防衛法 まとめ 第5章 好 意ー優しそうな顔をした泥棒 友達になるのは、影響を及ぼすため あなたを好きになるのはなぜ? その理由を考えてみよう 条件づけと連合 防衛法 まとめ 第6章 権 威ー導かれる服従 権威のもつ影響力の強さ 盲目的な服従のもつ魅力と危険性 重要なのは中身ではなく外見 防衛法 まとめ 第7章 希少性ーわずかなものについての法則 少ないものがベスト 失うことはワースト 心理的リアクタンス 最適の条件 防衛法 まとめ 第8章 手っとり早い影響力ー自動化された時代の原始的な承諾 原始的な自動性 現代の自動性 近道は神聖なもの

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メモ

カチッサー 自らに備わっている行動原理を自動的に行ってしまう。例えば、高価なものは質が良い、理由があると納得しやすいなど 知覚のコントラストの原理 人は比較により印象が変わる。大きい値段の後にそれより小さい値段を提示することで、さらに小さい値段のように感じる。 返報性の原理 相手の好感度に関係なく働く 譲歩 拒否させて、譲歩する。この時、一度拒否させることが大事。大きすぎる要求は譲歩しても意味なく、適度な大きい要求。例えば、訪問販売セールスでは一度断られたら紹介をもらうチ…

カチッサー 自らに備わっている行動原理を自動的に行ってしまう。例えば、高価なものは質が良い、理由があると納得しやすいなど 知覚のコントラストの原理 人は比較により印象が変わる。大きい値段の後にそれより小さい値段を提示することで、さらに小さい値段のように感じる。 返報性の原理 相手の好感度に関係なく働く 譲歩 拒否させて、譲歩する。この時、一度拒否させることが大事。大きすぎる要求は譲歩しても意味なく、適度な大きい要求。例えば、訪問販売セールスでは一度断られたら紹介をもらうチャンス。 一貫性の原理 コミットメントさせる→立場をはっきりさせる、 社会的証明の原理 集合的無知、自分と似た他人を模倣する 好意 外見的魅力 類似性のある人に好意を抱く 馴染みのある方が好意を抱く 権威 権威のある人からの発言は正しいと認識してしまう。考えなくなる また、権威があると思い込ませるだけでも効果がある 肩書きも同様 服装、装飾品 希少性の原理 量の限定、時間の制限 心理的リアクタンス、欲しい物欲しい環境などが制限されるとそれを手に入れたくなる 情報の希少性 確立されていた地位、経済的安定、生活などが脅かされ、手に入りにくくなるときに暴動が起こる

うしさんの感想・評価

こう言う経験あるなーという事象ははヒトに備わっている行動ルールによって支配されているということがよく学べた。権威者のいうことを信じ込んでしまうことや希少性のあるものに価値を抱いてしまうことなど、普段気にもとめないヒトの慣習が知れる。紹介された7つの影響力は意識することで活かすこともでき、少しは対処することもできるものであった。研究に基づく膨大なエピソードが列挙されている点は読む上で少し飽きてくるかもしれないが、要点に関してとても学びとなる本であった。

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