働く君に伝えたい「お金」の教養
出口 治明
ポプラ社
2023年12月06日頃
概要
人生で損をしないためにお金について知っておくべきこと。マイホームと賃貸どちらがいいのか、どの保険を買うべきか、年金は得か損か、将来のためにいくら貯めておくべきかーライフネット生命の創業者である著者が、社会人なら知っておくべき「お金の教養」を解説。小手先のノウハウではなく、「お金の原理原則」を知ると、一生お金に振り回されることなく、楽しく生きていくことができる。
ステータス
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はるのさんの感想・評価
・右肩上がりの会議はここ数十年のイレギュラー。その時代を基本に考えると間違う。 ・不安になれば、真面目な人ほどなんとかしようと行動する。その先には、必ず儲かる人がいる。お金は煽りやすく、儲かりやすい。意図的に情報が発信される。 ・国民年金保険料を払わずに銀行に預けることについて。国債を発行できる限り、政府はいくらでもお金を作ることができる。そんな政府が年金を払えない時とは、誰もお金を貸してくれない時。つまり国債の買い手がいなくなった時。国が潰れる時は先に銀行が潰れる。 ・年金について損をしているという思いに固執するのは、変えられないことを不安に置き換えて右往左往しているだけ。 ・社会保障とは、実家への仕送りの代わりのようなもの。社会保障がなければ親の面倒を自分で見る必要がある。将来の支給額は、現役時代の豊かさ次第で変わる。 ・リッチなおじいさんたちに助けてもらえるのが消費税。 ・お金を使う時のルールはひとつだけ。楽しいかどうか。 ・お金の使い方と向き合わない人は他の大事なことにも正面から向き合わない傾向がある。 ・戦後、政府は開発に向け市民からお金をかき集めるために金融機関にお金を預けて欲しかった。そこで銀行での貯蓄に対して税金の優遇を行った。 、水槽の水=ストックよりも、蛇口から出る水=フローで生活する。人間は何歳まで生きるか分からないので、いくらストックを持てば安心、というのは分からない。 ・戦後の日本は、専業主婦を政策的に優遇した数少ない国の一つ。配偶者控除、103万円の壁、厚生年金の3号被保険者。 ・恐怖心から投資を避け、1の価値を1のまま享受し続ける方が、むしろリスクである。 ・投資信託のドル・コスト平均法。安い時にたくさん買い、高い時は少なく買う。結果的に1株あたりの平均購入単価を抑えることができる。人間はそれほど賢くないから、購入タイミングは市場に任せる。 ・投資信託は人に任せる投資。個別株式は自分で行う投資。実感を持ってここに賭けよう、と思える企業を選ばなければ、自分でやる意味がない。 ・衣食住を満たしたうえでの100万に、それほどの価値はない。衣食住が満たされれば、あとは色々な選択肢が選べる余裕が生まれる。 ・お金を稼ぐとは、一言で言えば能力である。お金を稼ぐ能力があるなら、1人で食べていける。その結果、自由という人生の選択権が手に入る。 ・子どもの6人に1人が貧困層。たまたま貧しい家庭に生まれ、教育を受けれず一生低賃金で働かねばならない。これは社会全体で解決すべき問題。 ・チャーチルは、選挙とは、今の世の中の状況で、ろくでなしの中から誰に税金を分配させたら相対的にマシになりそうか、消去法で選ぶ行為のことだ、と言っている。
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