もみじ江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統
江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統

江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統

原田 実

星海社

2014年08月26日頃

概要

「江戸しぐさ」とは、現実逃避から生まれた架空の伝統である 本書は、「江戸しぐさ」を徹底的に検証したものだ。「江戸しぐさ」は、そのネーミングとは裏腹に、一九八〇年代に芝三光という反骨の知識人によって生み出されたものである。そのため、そこで述べられるマナーは、実際の江戸時代の風俗からかけ離れたものとなっている。芝の没後に繰り広げられた越川禮子を中心とする普及活動、桐山勝の助力による「NPO法人設立」を経て、現在では教育現場で道徳教育の教材として用いられるまでになってしまった。しかし、「江戸しぐさ」は偽史であり、オカルトであり、現実逃避の産物として生み出されたものである。我々は、偽りを子供たちに教えないためにも、「江戸しぐさ」の正体を見極めねばならないのだ。

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